山がすき、鳥がすき、旅がすき、裏山を歩きながら目に映ったこと、考えたことを広島から発信。心はいつも旅模様


by tabinist
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人形峠展示館

9月13日、岡山県森林公園の山を歩いたあと

すぐ近くにある「人形峠展示館」(http://www.jaea.go.jp/09/xningyo/)を訪ねました。


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人形峠はウランのふるさととして知られ立派な展示館もあります。

運営主体は

「独立行政法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター」

展示館では記名をして説明を受けました。

たとえば2枚目の写真は人形峠の施設の全景写真ですが

この施設はその役目を終えて解体されていると言うことでした。

そのために要する時間はこの先20~30年かかるとか、、、


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その20~30年と言うのもこちらが質問して聞きだしたもので

先方の口から出たものではありません。

要するに先方の都合の良いことばかりを説明した展示であり

著しく公平を欠いた展示だと思いました。

一応コントロールされた状態にある施設を撤去するだけで

これだけの時間がかかるわけですから、、、

十分に管理された状態に無い、

この先何が起こるかわからない福島原発の収束までには

どれだけの時間がかかるか分かりません。

某大臣の死の町発言が適切だったとは言いませんが、、、

ある面で言えばその通りのことを言ったまでのことで

そのことを取り出して鬼の首を取ったように騒ぐのも如何なものか

本当のところはそのようが議論をする前に

なすべきことが山積しているのではないかと愚考したのですが、、、、。


この展示館でも自然界の中にも放射能があることを示すために

ガイガーカウンターでビリビリと言う音を聞かせたり

県別に違う放射能の量を展示し、、、、、

また、ウランのリサイクルを必要な技術として見せ、

小指の先ほどのペレットの中にある核燃料で

標準家庭の1年分(正しい数字を聞き忘れました)をまかなえる

と言うような先方に都合のよいところだけは説明はされていました。

しかし、年々たまってゆく核廃棄物のことは触れられていません。

要するに原子力は資源の乏しい日本にとって必要なもの

と言う目線からだけの展示で

その負の部分には一言も触れられていません。

これまでの、安全神話に躍らせていた私たちなら納得する展示かも分かりませんが

福島原発を見て、、、、

その安全神話が政府、業界、学会が手を組んで造った

虚構であったことを知った今

いくら原子力開発機構の展示とは言え

中立性を著しく欠いた展示は

一般国民の不信感をあおるだけだと思いました。


これから原子力とどのように対じしてゆくか、、、、

このことは国民一人ひとりに課せられた重い問題だと思います。

そのことを考えるにつけ、

負の部分にまったく触れない一方的な展示は

一般国民の不信感をあおることはあっても

彼らの言い分を理解することにはつながらない

と思ったのですが、、如何なものでしょうか?

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by tabinist | 2011-09-18 18:02 | 日々雑感